生前整理

生前整理とは

生きているうちに自分の財産や持ち物などを整理し、遺族が処分に困るようなものや不要なものをあらかじめ処分しておくことを生前整理といいます。
『断捨離』という言葉がブームになっているように、ものを処分したり誰かに譲るなどして減らすことが主な目的です。

自分では処分が難しいものをどのように処分するのか依頼しておくことも生前整理に含まれます。
また、高齢になってから子どもと同居したり、施設などに入るときには家にあるものをすべて持って行くことはできません。
家の中がゴミ屋敷のようになってしまい自分だけでなく家族が生活しづらくなってしまい、介護する人が困るという場面もあります。
これらのように死後のために備えるのではなく、生前に荷物の整理・処分を行うことも生前整理と呼ぶ場合があります。

生前整理はある意味、長年の暮らしを変えるということにもなります。
人生後半期の生活を考え、死後の準備をするということは終活を行うさまざまな人にとって関係が深い分野とも言えます。
生前整理には大掃除のように体力と気力が必要になるため、40代や50代から始めておく人もいます。

生前整理とは

生前整理を行う前に

最近の相続や遺品整理ではデジタル遺品が問題になっています。
デジタル遺品とはパソコンやスマートフォン、またそれらの機器内に保存されているデータや情報などを言います。

こういった情報やデータは削除したつもりでも簡単に復元できてしまう場合があります。
完全に消去するためには機器そのものを壊し、場合によっては専門家の助けが必要になります。
デジタル関係の生前整理では、所有しているデジタル機器や契約を一覧にまとめ、使っていない契約は解約しておきましょう。
重要な情報やデータが保存されている機器については確実に処分してもらえるよう、家族に依頼しておく必要があります。
IDやパスワードなどの情報は生前は、誰にも知られない場所に保管し、死後には信頼できる人に託したり専門の業者に委託してもらうなど、あらかじめ方法を伝えておきましょう。

ものを片付ける中でこれまでのことやこれからのこと、そして現在の自分について考えることもあると思います。
その想いや伝えたいことをエンディングノートに書いておくと自分の想いを整理することができます。
亡くなった後にはその人の考えていることが分からなくなってしまうので、このように自分の想いを家族に伝えておくだけでも処分するかどうか迷うことが少なくなるため、相手の負担を減らすことができます。

生前整理を行う前に

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